明けましておめでとうございます.
東北大金研に来て丸4年が経ち,かなり仙台にも慣れてきました.昨年は(市坪は)年男で,「ここでアクセル踏んで,気合い入れて行こう!」と思っていたところ,コロナ禍でアクティブというにはほど遠い研究活動でした(市坪個人として...スタッフ,学生さんはよく頑張ってました).今年は,行動制限ばかりでは意味がないので,上手にコロナとも付き合って,可能な限りの方策を模索したいと思っております.
上の絵は,遠目でみると「丑(牛)が太って巨大化していくよう」に見えないでしょうか?
これはNature Chemistry 7, 19 (2015) by Larcher & Tarasconに掲載された図ですが,過去・現在・未来の1人あたりが使っているエネルギー量を表しています.それに伴い温暖化ガスCO2の発生が増大化するのはよく知られていることです.これを克服するために,世界ではSDGsという目標を共有し,産官学領域が連携して,持続可能な社会形成に向かっています.私たちも,決して自分のためだけの研究にならないように心がけて,先達の教えに習い,新しい事にチャレンジしていきたいと思います.
本年も,ご指導・ご鞭撻の程,よろしくお願いいたします.
2021年(令和3年)元日
市坪 哲